私は結構なケチなので、家電を買うときはいつも型落ちを狙ってました。「出たばっかりの商品は必要以上に高い!だから買い物上手はちょっと待つのだ!」という考えをかなり強く持ってました。でもそんな私のウチには7年前に買った食器洗い機があります。7年前ですよ。当時は食器洗い機はあんまりまだ普及していなくて、家電好きな人が半分趣味で買うようなイメージが一般的だったと思います。

でも、ケチな私がそんな時代に高いお金を出して食器洗い機を買ったんです。なぜなら、ウチの中で小さな事件があったから。

なぜケチな私が高い食器洗い機を?


baby bentrup / paparutzi

当時、ウチは赤ん坊が生まれたばかりで、嫁さんの家事の負担はかなり重いものでした。専業主婦だったから時間的には多少はマシだったと思うのですが、逆に言えば家に篭って子守りだけをしていたわけで、精神的にかなり辛いようでした。元々嫁さんは地方に住んでいて、遠距離恋愛で私と結婚して関東に出てきました。だから近くに友達もいなくて、発散する場が全くなかったのだろうなとも思います。

それに加えて私も仕事で忙しく、毎日終電で帰ってくるような生活。私は私で毎日苦しく、嫁さんの辛さに気づきつつも何もできないでいました。

そんな生活が1年ほど続いて、ついに嫁さんが爆発したんです。「どうして子供の面倒を見てくれないの?」って泣かれました。

そりゃあ泣くよな、と思いました。結婚して遠くに引っ越して、赤ん坊の世話をするだけの生活。息が詰まるのも当然ですよね。でも、かといって私も仕事が忙しい。頑張ってもそんなに早く帰っては来れない。どうすればいいんだ・・・。

その時に「少しでも助けになれば・・・」と思ってすがるような気持ちで買ったのが食器洗い機。今は無くなってしまった「ナショナル」ブランドの食器洗い機です。この時は、そんなに役に立つものだとは思っていませんでした。「俺だってお前の事を考えてるんだよ」って、アリバイ作りのために買った部分が大きかったと思います。

でも、この食器洗い機を買って、少しづつ家の状況が好転していったんです。嫁さんも多少は笑顔が出るようになり、私と冷静に話す機会が増えました。そして赤ん坊が小さい一番手間のかかる時期を何とか乗り切り、めでたく幼稚園入園を迎え、嫁さんは自分の時間を再び手に入れて、家庭に平和が戻ったんです。

食器洗い機で私が変わった

食器洗い機を買って起こった変化。それは、私が洗い物をするようになったことです。食器洗い機が無かった時は、クタクタで家に帰ってきて流しに洗い物が山積みになっているとイラっとして「もうちょっと綺麗にしてよ・・・」ってつい口走ってしまったものでした。でも、食器洗い機を買ってからは「まあ、食器洗い機に入れてボタンを押すだけだから、やってやるかな。」と何となく思うようになり、嫁さんの家事の負担が結構減ったんです。食器洗い機は洗い物の手間を省いてくれますが、効果はそれだけじゃないんです。洗い物が簡単になるからこそ、洗い物に慣れていない私がたまには洗い物をするようになったんです。嫁さんから見れば、毎日じゃないにしても、食器洗いから開放される日ができるのは大きかったんだと思います。また、私が家事に協力する姿を見て、それだけでも少し落ち着く事ができたんでしょう。

ケチだった私も、この経験をしてからは少し反省して、「生活がラクになるものは多少高くても検討しよう」という風に考え方を変えました。そして今、7年間使った食器洗い機もそろそろ調子が悪くなってきたので、次を考えています。

今だったら、パナソニックのこの食器洗い機。最近は小さいスペースでも置けるのがウリになってるのも多いですけど、私は一度に洗える量が優先です。一回で済まして、少しでも手間を少なくしたいですからね。
パナソニック 食洗機 (6人分) NP-TM5-W ホワイトicon
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いまビックカメラ.comで見たら56,600円でポイント10%還元でした。だいたい5万円ですね。安い買い物ではないですけど、この買い物で嫁さんの笑顔を少しでも多く見られると思えば、迷わず買える金額です。

この小さな事件で、食器洗い機はウチの家庭の危機を救ってくれました。それにもう一つ、私に有効なお金の使い方ってものを教えてくれました。私は今でも基本的にはケチですが、買うべきものは買おう、という選択もできるようになりました。

そんなわけで、食器洗い機はウチにとってなくてはならないものになりました。心の底から感謝してます。ありがとう。