今日、下の子(小学校低学年)に割り算を教えている時に、こんな問題を出しました。

「父ちゃんは1年間で600万円稼ぎます。一年間に200日働きます。1日あたりいくら稼いでいることになりますか?」

そしたら嫁さんがやや反発。
「子供に親の稼ぎを教えるのは良くない!」とのこと。

これって、どっちだと思います?

私は、教えた方がいいと思います
私自身、子供のころに親がどこで働いているかということは知っていても、親の収入は全然知らなくて、強い興味を持っていたのを覚えています。
未だに、親がいくら稼いでいたのか全く知りません。
まあ、大学に行く時には「お金の心配はしなくて良い」と言ってくれたので、最低限の情報は提供してくれましたが。。。

そして、私の上の娘が小学6年生の時、年収を教えて無くて大失敗をしたことがあります。
ウチは、上の娘の年齢と比べて私が極端に若いので、
「ウチは他の家よりもお金ないんだよ。」と、たまに言っていました。
質素倹約を奨励しているつもりだったんです。

ところが。
娘が小学6年生の夏に中学受験の話になったのですが、娘から

「中学受験したいけど、ウチはお金無いんだからできないでしょ?」

と言われて慌てました。
余裕があるわけじゃないけど、何とかならない訳じゃない。
最悪、恥を忍んで親から借金するという手もあるわけで、そんな風に娘の可能性を摘んでしまったことを激しく後悔しました。
その後、ダメモトで受験校を選び、受験参考書を買い与えましたが、案の定落ちました。

子供だって家族の一員です。
家族の正確な情報を知る権利があると思うし、知っておいたほうが事がスムーズに進むこともある。
子供だって、大切なことは正確な情報を基に、自分で判断したいはずです。
生活の中で、「お金がいくらあるのか」は、色々な判断を左右する重要な基準になります。
子供が自分で判断するために、その基準となる情報を与えてあげるべきだと思います。

金銭感覚を養うのも重要です。
「ウチは年収これぐらいだから、これは買えるけど、これを買うのは贅沢なのだ。」
という感覚を小さい頃から醸成していくのは大切なことだと思います。
それを受けて、
「じゃあ、私は年収300万円でつつましく生きていこう」とか、
「もっと贅沢したいから、年収1000万円は稼ぐぞ!」とか、
子供の思考は一歩進むと思います。
そしてその価値観は、「将来、こんな仕事がしたい!」という判断基準の一つになるはずです。

ということで、親の年収を教えることは、子供自身が自分で判断するクセをつけることにとって重要だと思いますし、
また、早い段階から将来どんな仕事に就きたいのか考えるきっかけにもなります。

「お父さんは、こんな仕事をして、このぐらい給料をもらってるんだよ。」と、お子さんと話してみてはいかがですか?